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年末年始のお休み、ホームページとGoogleに正しく載せていますか? ― 「特別営業時間」の設定と、食い違いを防ぐ案内のコツ

12月が近づくと、「年末年始はいつからお休みですか?」という電話が増えてくる院も多いのではないでしょうか。受付で一人ひとりに答えるのは大変ですし、電話に出られなかった患者さんは、スマートフォンで院の名前を検索して確かめようとします。

そのとき、ホームページには何も書かれておらず、Googleマップには「営業中」と出ている――。こうしたずれがあると、お休みの日に患者さんが来てしまったり、「やっていないと思った」と別の院に行かれてしまったりします。

このコラムでは、年末年始のお休みを、ホームページとGoogleビジネスプロフィールに正しく、食い違いなく載せる方法を、Googleの公式ヘルプをもとに院長先生の目線でまとめます。11月のうちに準備しておけば、12月の受付がぐっと楽になります。

患者さんは「院の名前+検索」でお休みを確かめる

年末年始に限らず、患者さんがお休みを確かめる場所は大きく2つです。ひとつは院のホームページ、もうひとつはGoogle検索やGoogleマップに表示されるGoogleビジネスプロフィールです。

やっかいなのは、この2つが別々に管理されていることです。ホームページにお知らせを出しても、Googleビジネスプロフィールの営業時間は自動では変わりません。反対に、Googleだけ直してホームページのお知らせを忘れることもあります。どちらか片方だけ直すと、かえって「どっちが正しいの?」という問い合わせを招いてしまいます。

ホームページとGoogleビジネスプロフィールの役割の違いは、Googleビジネスプロフィールとホームページの上手な使い分けで整理しています。今回は、その実践編として「お休みの案内」に絞ってお伝えします。

Googleビジネスプロフィールは「特別営業時間」で設定する

Googleビジネスプロフィールには、ふだんの営業時間とは別に、特定の日だけ営業時間を変えたりお休みにしたりできる「特別営業時間」という機能があります。Googleのヘルプでは、祝日や特別なイベントなどで一時的に営業時間が変わるときに使うもので、通常の営業時間はそのまま残る、と説明されています。

設定の流れは次のとおりです(Googleのヘルプより。画面の表記は変わることがあります)。

  1. Google検索やGoogleマップで自分の院のビジネスプロフィールを開く
  2. 「プロフィールを編集」から「営業時間」を選ぶ
  3. 「特別営業時間」の横にある編集のアイコンを選ぶ
  4. 日付を選ぶ(Googleが提案する日付の確認や、日付の追加ができる)
  5. お休みの日は「休業」にチェックを入れる。時間を短くして開ける日は、開始と終了の時刻を入れる
  6. 「保存」を選ぶ

Googleのヘルプでは、公式の祝日については、たとえ通常どおり営業する場合でも営業時間を確認しておくことがすすめられています。そうすることで、表示されている時間が正しいことが患者さんに伝わるからです。年末年始に通常どおり開ける日がある院も、その日を「確認済み」にしておくと安心です。

「臨時休業」との違いに注意 ― 6日までなら特別営業時間

ここでいちばん気をつけたいのが、「臨時休業」との使い分けです。Googleのヘルプでは、特別営業時間は連続して最大6日間までのお休みに使え、7日以上続けて休む場合や、再開の時期が決まっていない場合は「臨時休業」の設定をすすめています。

お休みの長さGoogleビジネスプロフィールでの設定
年末年始など、連続6日まで「特別営業時間」で、該当する日を「休業」にする
連続7日以上、または再開時期が未定「臨時休業」の設定がすすめられている

たとえば、12月29日(火)から1月3日(日)までお休みにする場合は6日間なので、特別営業時間で設定できます(日付は説明のための例です)。1月4日までお休みを延ばすと7日間になるので、設定のしかたを考える必要があります。お休みの日数は、院の予定が決まった段階で一度数えておくと迷いません。

なお、特別営業時間は、ふだんの営業時間がきちんと登録されていることが前提です。通常の営業時間が空欄のままになっていないかも、この機会にあわせて確認しておきましょう。

ホームページには「いつから・いつまで・再開日」を書く

ホームページでは、トップページの「お知らせ」に短い記事を出すのがいちばん確実です。書くことは、次の3つにしぼると伝わりやすくなります。

  • お休みの期間(何月何日から何月何日まで)
  • 年内の最終受付日と、年明けの再開日(短縮して開ける日があれば、その時間も)
  • 予約や問い合わせの扱い(WEB予約は受け付けているか、メールの返信は再開後になるか)

文面は、たとえば次のような形です(コムネットによる例示です。日付や時間は院の予定に合わせてください)。

【年末年始のお休みのお知らせ】12月29日(火)から1月3日(日)までお休みをいただきます。年内は12月28日(月)の18時まで受け付けております。年明けは1月4日(月)から通常どおり施術いたします。お休み中にいただいたWEB予約やお問い合わせへのご連絡は、1月4日以降となります。

言葉づかいにもひと工夫が必要です。接骨院・整骨院の案内では、「休診」「診療時間」のように「診」の字を使わず、「お休み」「休業」「受付時間」などと書くのが基本です。毎年使い回している年末年始の案内に、古い表現が残っていないか見直しておきましょう。表現の注意点は、広告ガイドラインで変わったことのコラムで詳しく紹介しています。

見落としがちな「そのほかの場所」もそろえる

お休みの案内は、ホームページとGoogleビジネスプロフィールのほかにも、院のあちこちに散らばっています。せっかく両方を直しても、ほかの場所に古い情報が残っていると患者さんは迷ってしまいます。

場所確認したいこと
WEB予約・電話予約お休みの日に予約が入らない設定になっているか
ホームページの受付時間の表お知らせを見ない人のために、表の近くにも一言添えているか
LINE・SNS同じ期間・同じ再開日で案内しているか
院の入口の掲示ホームページと同じ文面になっているか
年明けの片づけ再開後に、お知らせを外す・終わったことが分かるようにしているか

案内の文面は一つに決めて、それをすべての場所で使い回すのがコツです。場所ごとに言い方が違うと、それだけで問い合わせが増えてしまいます。また、年明けに古いお知らせがトップに残り続けると、「まだお休みなのかな」と思われることもあります。再開日に外す、と予定に入れておくと忘れません。

11月のうちにやっておきたいチェックリスト

最後に、準備の順番をまとめました(コムネットによる例示です)。

  1. 年末年始のお休みの期間と、年内最終日・年明けの再開日を決める
  2. お休みの日数を数え、Googleビジネスプロフィールの「特別営業時間」で設定する
  3. ホームページのお知らせを作り、受付時間の表の近くにも一言添える
  4. WEB予約の受付停止日、LINE、院内掲示を同じ内容にそろえる
  5. 年明けの再開日に、お知らせを外す予定を入れておく

12月に入ってからだと、受付も忙しくなります。予定が決まっている院は、今のうちに済ませておくのがおすすめです。

コムネットにできること

コムネットは、柔整師用療養費請求システム「レセジョ~ズ」の開発・サポートと、接骨院・整骨院のホームページ制作・保守を続けてきました。受付の現場の忙しさを知っているからこそ、患者さんに伝わりやすく、院の手間が増えない案内の出し方をご提案できます。

「年末年始のお知らせをホームページに出したい」「Googleビジネスプロフィールの設定がよく分からない」「受付時間の表記を見直したい」といった小さなご相談も歓迎しています。今のホームページを見ながら、一緒に整理するところからお手伝いします。

※本記事は2026年11月時点のGoogleビジネスプロフィール ヘルプの内容をもとにした一般的な解説です。画面の表記や機能は変更されることがあります。ホームページの表現については、最終的な判断は管轄の保健所等が行います。

出典

執筆:有限会社コムネット(接骨院・整骨院向けレセプトソフト「レセジョ~ズ」開発元/ホームページ制作)

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